まつやま45地区の紹介
坂本エリア
遍路文化が根付いた地域、歴史の残るスポットが多く里山散策が楽しい
エリア基本データ
- 人口
- 1,499人
- 世帯
- 641世帯
10年前との比較
- 人口
- 78.9%
- 世帯
- 92.0%
ピックアップ
坂本屋
四国遍路道で最大の難所と言われる三坂峠を下ったところにある、旧遍路宿。明治時代末期から大正時代の建物を改装し、現在は地元住民と歩き遍路の交流の場として活用され、農業・文化体験学習の拠点にもなっている。
八坂寺
本尊であり木造の阿弥陀如来座像は、比叡山の名僧・源信の作といわれており、50年に一度しか開帳しない秘仏。
浄瑠璃寺
健脚や文筆達成などのご利益で知られる。弘法大師をかたどった「だっこ大師」や、願いを叶える「一願弁天」など、見どころもたくさん。
ふるさと坂本塾
坂本小学校の児童を対象に、農業や文化体験学習などさまざまな活動を行う。坂本公民館を拠点に月1回開催される。
大黒座
大正時代に建てられた酒蔵を改装し、演劇や映画の上映などを行っていた劇場。現在は、まちおこしの拠点として活用。
狸の郷
坂本エリアは、日本三大狸話のうちのひとつ「松山騒動八百八狸物語」の発祥の地。毎年法要が行われるなど、元祖「狸の郷」としても知られている。
山口霊神
狸の総帥であり、808匹の化け狸を従えていた穏神刑部(いぬがみぎょうぶ)を封印していると言われる神社。さまざまな狸の置物のほか、穏神刑部の石像が置いてある。
どんな地区ですか?
四国八十八ケ所の札所が八坂寺と浄瑠璃寺の2カ所あり、お遍路さんが多く訪れるエリア。古来、街道の要衛で、昔ながらの遍路道や、道中の安全や土地の鎮守を願う寺院、生活の中の伝統行事などが数多く残されています。お接待の心が根付いており、遍路にお茶菓子などを振る舞う接待処も各所に。自然豊かな里山で、歴史的な見所も多いため、毎年ウォーキングイベントが開催されるなど、里山歩きの土地としても有名です。
生活環境はどうですか?
スーパーはありませんが、坂本公民館前にある商店で日用品を購入することができます。地元で育てた野菜を販売する有人市「浄瑠璃菜菜市」は、地元の人のみならず、遠方から買いに来る人も多い人気の市。自然に囲まれた静かな環境で、木工や陶芸、ガラスなど、芸術活動を行う作家の工房も点在しています。
公共交通機関でのアクセスは?
エリアの中心を通る予約制乗合タクシー(要事前登録)が森松バス停まで1日6往復運行しています。森松バス停から市内中心部の松山市駅までは約30分で、バスの本数も多く便利です。車の場合、市内中心部まで40分~50分で行くことができます。また、砥部町、久万高原町、東温市と隣接しているので、車での市外へのアクセスが良好です。