松山暮らしお役立ちガイド(高校生・保護者向け)
20/32

学生の意識も高い心穏やかに暮らせる1位 県外から訪れる人たちが口を揃えて称える「松山人の人のよさ」。司馬遼太郎が小説『坂の上の雲』で、「(松山の)人は闘争心が薄い」と書いているように、松山は穏やかで心やさしい人が多い街です。 その気質は、温暖な気候や美しい自然、そして四国遍路のお接待の文化によって育まれてきました。 おもてなしの心が深く根付き、ほかの地から来た人たちを温かく迎え入れる気持ちが自然に身についている松山の人たち。こうした風土もあって、愛媛県の学生のボランティア活動・社会参加活動への意識も高いです。この街なら、困ったときでも誰かがきっと手を差し伸べてくれるでしょう。19お接待ってなに?松山が暮らしやすい理由 全国の20〜69歳の女性7万人を対象にした調査で、愛媛県が日本で一番ストレスオフな県になりました。気候、生活環境、人間関係など、あらゆる面で穏やかであることが、ストレスを感じさせない暮らしを可能にしています。出典/オフラボ「ココロの体力測定」 四国八十八ヶ所霊場を巡るお遍路さんに、お茶やお菓子などを振る舞ってねぎらう風習のことです。松山市内には、四国内で最多の8霊場もあることから、松山で暮らす人たちは昔からお遍路さんと深く関わってきました。各霊場や遍路道沿いでは、今も地元の人たちが温かくお遍路さんを迎えています。出典/「平成28年社会生活基本調査結果」総務省統計局   小・中・高校生を除く在学者の1日あたりの平均時間より算出心にゆとり東京都 1時間30分大阪府 3時間学生のボランティア活動・社会参加活動時間学生もしっかり参加しています〈1カ月あたり〉愛媛県 3時間30分ストレスオフ県ランキング2017・2018愛媛県心やさしい親切な人が多いから困ったときでも心強い四国遍路のお接待の文化に根ざしたおもてなしの心が息づく05

元のページ  ../index.html#20

このブックを見る