イベント第1回 移住者交流会「いい、暮らし。まつやま交流カフェ」レポート

8月19日(金)、松山での暮らしを楽しんでいる移住者同士で集う「いい、暮らし。まつやま交流カフェ」が初開催されました。
会場は松山市の中心部にあるカフェ「GRAYS[グレイズ]」。
アンティークの家具に囲まれたオシャレで落ち着いた空間です。


この日集まったのは、松山に住む移住者15名(男性8名、女性7名)。
20代〜40代の出身も職業もさまざまな方たちです。

まずは松山市の担当からご挨拶。
「これから移住したいと思っている方(移住検討者)のための情報は多いけれど、移住した方(移住者)に向けてもコミュニティ作りや情報交換の場が作れたらいいな、という思いで開催しました」。

ウェルカムドリンクを飲みながら、4つのテーブルに分かれ、和やかな雰囲気でスタートします。
本日の司会進行は「いよココロザシ大学」という市民大学の学長、泉谷昇さん。
ちなみに泉谷さんも東京からの移住者(Iターン)です。

地域で採れた野菜が美味しいプレート

まずはテーブルごとに自己紹介をしながら、軽食をいただきます。
お食事は愛媛県産食材をふんだんに使った野菜中心の盛り合わせ。
見た目にも美しく、皆さん写真を撮ったりしながら愛媛の食の豊かさ、美味しさに話に花を咲かせていました。

一つ目の交流テーマは「松山のいいところ、残念なところ」。
驚くことに考え込む方は少なく、皆さんスラスラと筆を進めていました。

「人が親切」、「魚が美味しい」、「家賃が安い」、「海・山・川など自然が近い」、「天災が少ない」、「通勤時間が短い」、「コインパーキングが格安!」、「運転が荒い」、「温泉以外のPRが下手」などなど。素直なご意見がたくさん出てきました。

一旦休憩の後、先ほどの「松山のいいところ」をキーワードごとに分けます。
トークテーマは「場所・自然」、「人柄・人情」、「食・お店」、「インフラ・物価」、「交通・移動」の5つ。
もっと話したい!情報が欲しい!という、それぞれが興味のあるテーマのテーブルに分かれて席替えをしました。

「お住まいはどのあたりですか?」、「いい飲食店知ってます?」、「普段の移動手段は?」など、皆さん興味津々に話を広げ、スマホ片手にメモしたり、連絡先を交換したり。プライベートでの広がりも期待できそうな展開でした。
集合写真

まだまだ話し足りないようでしたが、「いい、暮らし。まつやま交流カフェ」は約2時間で終了となりました。

最後に、「これから松山をどう楽しむか?」と聞かれた参加者たち。
「食を通して友達を作りたい」、「もっと松山の魅力を深堀りしたい」など、前向きに情報交換や知り合い作りをしていきたいという意欲で溢れていました。

 

参加者の声

一杉奈津加さん(Iターン/松山在住1年)

「同じテーブルの方に三津にお住いの方がいて、そのお話を聞いて三津に行ってみたいと思いました。今日お越しの方は皆さん、情報の集め方が上手だなと感じました。また、SNSを使って情報発信されている方もいて感心しました。夫の転勤について松山にやってきましたが、教育環境もよいので定住を検討しています」

 

坂本智子さん(左)、坂本佳基さん(右)(Iターン/松山在住1年以内)

「フェイスブックを見ていてイベントを知り、夫を誘ってきました。同じような境遇の人たちと『あるある話』ができて楽しかったです。松山に来てからはストレスもなく体調も良く、とても有意義に過ごしています」(妻・智子さん)

「地元の人しか知らない所を教えてもらったり、また、地元の人が気付かないようなことでも私たちが面白いなぁということを披露することができたり、とても楽しい時間でした。空気、水、温泉など松山の環境がとても気に入っています」(夫・佳基さん)

 

牧賢一郎さん(Iターン/松山在住4年)

「大阪から移住して4年になりますが、移住者同士の交流会は初めてでした。今後もこのような機会があればいいなと思います。松山はコンパクトシティでとても暮らしやすい環境です。中心市街地も魅力的ですが、一本裏路地を入ってみたり、少し郊外の飲食店を訪ね歩くのも楽しいです。ちなみに中島のトライアスロンに明日から参加します!すぐ近くに海もあり、松山に住む者の特権だなぁと感じています」