イベント雑誌『日経WOMAN』と松山市のタイアップ企画!『LOCOハンツアーin 松山』レポート!

img働く女性のための情報誌『日経WOMAN』と松山市が連携した魅力体感ツアー「LOCO ハンツアーin 松山」が 7 月 29 日(土)・30(日)の 1 泊 2 日で開催されました!
このイベントは、松山市と雑誌『日経WOMAN』の連載企画「LOCO ハンツアー」のコラボレーションで実現した、今回が初の試みです。

雑誌『日経WOMAN』の連載企画「LOCO ハンツアー」とは・・?
生まれ育った土地へのUターンのみならず、大都市から縁の薄い地方へIターンしたり、ONとOFFで二拠点暮らしをしたりして、しっくりなじむ土地を見つけ、移り住んで「地元=LOCO」にしていく「LOCOガール」スタイル。いつか、自分もそんな生活をしたいという思いが芽生え始めた「プレ L O CO ガール」たちを募集し、ある自治体を2日間でハントして巡る企画「LOCO ハンツアー」。

第7回の開催地が松山市になりました。

「プレ LOCO ガール」10 名の参加枠に対して、なんと 197 名もの応募があった今回の企画。 当選された 10 名の「プレ LOCO ガール」は、
20~40 代の女性、既婚の方、未婚の方、子供がいる方いない方、職業も環境も様々でした。
「松山市に初めて来た人」、
「松山と聞いてもピンとこない人」、
「漠然と将来移住を考えている人」、
「具体的に愛媛に U ターンを検討中という人」・・・・
と、「松山」や「移住」に対する認知度やイメージ、応募動機もさまざま・・。

それぞれの思いを胸に、ツアーがスタートしました!
プレ LOCO ガールが撮影した写真と一緒に、ツアーを振り返ります。

まつやまの代表観光地・道後

松山空港で移住コンシェルジュやスタッフのお迎えを受けたプレ LOCO ガール一行。
みかんジュースのウェルカムドリンクを受け取ったガールたちは、専用車に乗車し、道後へ向け出発! 30 分ほどのドライブ中の間、プレ LOCO ガールは車窓から見える松山城や街の景色を楽しんでいました。 旅のオープニングを飾るのは、やはり松山のシンボル・道後温泉本館です!
このまま、1日目はまず道後エリアの散策からスタート!
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道後温泉本館前で記念に1枚

晴天の中、道後の歴史ある神社やお寺めぐりをしました。
女子旅に人気の街・道後にはフォトジェニックなパワースポットがたくさんあります。

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足湯で満喫する道後の湯

道後のまちを一回りした後、足湯にて一休み。
道後地区には、無料で楽しめる足湯があちらこちらに!
その中の1つ、大和屋の足湯では、なんと足湯に入りながらかき氷を楽しめます。
柑橘やメロン、トマト等、瀬戸内の食材で作られたシロップは、さっぱりとしていて、皆さんとても気に入 っている様子でした。毎日足湯を楽しみに来ている地元の常連客もいると聞いて、「生活の身近にこんな癒しのスポットがあるなんて贅沢!」というご感想も。道後温泉はアルカリ性単純温泉で、すべすべ肌をゲットできる美人の湯。湯上りは「お肌がつるつるになった!」と感動しているガールも。
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地元で活躍する女性「黒川あゆみさん」を訪ねる
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セレクトショップ「歩音(あるね)」

仙台市出身で松山市に移住した黒川あゆみさんは、松山の食材の豊かさや、暮らしやすさを気に入り、道後温泉本館から徒歩 10 分もかからないところに、愛媛のいいものを揃えたセレクトショップ「歩音(あるね)」と和食処「椿倶楽部」をオープン。
セレクトショップ「歩音」内では、地元の素材を生かし、黒川さん自身が開発した「天然だしパック」などを販売しています。離乳食などにも使える完全無添加の出汁は、今では松山市内の様々な店舗でよく見かけるほど大人気です。

また、和食処「椿倶楽部」は、観光地としての印象が強い道後エリアに「地元の人が気軽にご飯を食べにくるようなところにしたい」とオープンし、地元客の大切な「帰る場所」になっています。
「こんなに素晴らしい土地なのに地元の人はその魅力にまだまだ気づいていない。だからこそ、いろいろな可能性が秘めている街」と、松山での生活をとても気に入っている様子の黒川さんは、終始目を輝かせてお話をしてくれました。
プレ LOCO ガールたちも同じようにきらきらとした目で真剣にお話を聞いていました。

地元松山ガールとの交流会でリアルな声を聴く

夕食を兼ねた交流会の会場は松山市中心部の「未響(こひつじ)」。地物を使ったボリューム満点の料理が楽しめる居酒屋です。「かんぱーい!」のかけ声で交流会がスタートしました。
8地元で働く「先輩松山ガール」は、
カナダ・バンクーバーから移住し、英会話教室を営む大塚ジャスミンさん、
愛媛県の婚活をサポートするえひめ結婚支援センターで働く藤崎朱美さん、
移住者からのお仕事相談にも応じる未・来 Job まつやまで就労支援員をしている佐藤美春さん、まつやま移住コンシェルジュの2名の計5名。

松山での生活や子育て、仕事や遊びなどについて、みなさん積極的に質問し、熱心に耳を傾けていました。プレ LOCO ガール同士でも、ついつい出てくるのが日常生活での悩み。忙しい毎日の中で、女性として、妻としての生き方や、競争社会での働き方に疑問や疲れを感じているご様子でした。一方、いきいき、のびのびと仕事や子育て、プライベートを楽しんでいる先輩松山ガールの姿に「うらやましい~」との声があがりました。その後も楽しい時間はあっという間に過ぎ、すっかり先輩松山ガールと打ち解けたご一行。連絡先を交換するなど、貴重な情報シェア、関係を築く場にもなったようです。
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2日目は「暮らし」に特化したツアー内容

2日目。
朝一で一行は松山市内中心部から最も近い有人島「興居島(ごごしま)」に渡りました。
船旅はわずか 20 分ほどでしたが、島々が転々とする見慣れない穏やかな瀬戸内の風景がプレLOCOガールたちの印象に強く残ったようでした。いつも全員でわいわいしていたガールたちが、この時ばかりは、各々カメラやスマホを海に向けて、個人個人が景色に浸っている様子が印象的でした。
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海がきれい!とテンションが上がるガールたち

市内中心部から最も近い有人島・興居島(ごごしま)で島暮らしの魅力に触れる

興居島で迎えてくれたのは、今年4月にオープンしたばかりの移住検討者用のお試し住宅「ハイムインゼルごごしま」の施設長を務める山本士人さん。施設の概要や、入居している人々の生活ぶりを伺ったあと、実際の施設の見学をさせていただきました。
施設には1戸1戸に農園がついており、農業初心者でも島の人々がレクチャーしてくれます。入居期間は原則3年間。ゆっくりじっくりと島人との関係値を築くため、その後の定住も考えやすくなります。
入居者の方からもお話を伺い、興居島で島民と触れ合いながら、日々の喧騒を離れ、のびのびと生活している姿に「人間らしい生活ができる場所だな~」と思わずつぶやくガールも。

全国から注目される児童センターで子育て支援の充実を実感

その後、島を離れた一行は、南部児童センターへ。
全国でもトップクラスの入館者を誇るほど、利用者に強い支持を受けている南部児童センター。子どもたちがのびのびと過ごせる場所であるだけでなく、ママ同士や移住者同士の交流拠点になっていたり、子連れでお仕事相談が出来たりするサービスの充実ぶりに驚きの声が上がっていました。
「施設内の手作りの掲示物などが、暖かみが感じられる施設だった」
「東京の子育て施設とはレベルが違って驚いた」との感想も。
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「安い」「新鮮」「安全安心」な食材に驚きの産直市

最後に訪れた場所は産直市。
生活に直結する松山食材の良さや、手に入りやすさを実感してもらうために訪れた産直市「太陽市(おひさまいち)」では、店長さんからお店の概要を説明してもらいました。産直市というと、基本的に郊外にあって、土日の集客メインなイメージがありますが、太陽市は市内中心部にあるため、土日だけでなく平日にも多くの集客があります。「太陽市がある近くに住みたい」という声が上がるほど、地域の住民にも愛されている産直市です。新鮮さ、安さ、おいしさに驚きの連続でした!
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あっという間の2日間でしたが、「普通の旅行だけでは絶対にわからない松山の魅力を知れた」「人間らしい暮らしを真剣に考えないと」などと、それぞれご感想をいただき、大盛況の中ツアーは幕を閉じました。