トピックス
お知らせ地域おこし協力隊 活動報告
令和元年10月に北条地域の地域おこし協力隊として赴任し、SNSを活用しながら北条の魅力を情報発信しています。また、まちづくり協議会など地域団体の活動に協力したり、地域の方々と一緒になって新たな活動グループを結成したりと、人とのつながりを通じた地域活性化に取り組んでいます。
<杉山隊員の活動実績>
①SNSによる北条の魅力発信
Facebook:「杉山育代」、「かしまるくんち」で外から来た者の目線で、今まで気付かなかった北条の魅力を再発見してもらえるような、情報発信を行っています。
インスタグラム:「ikuyodosu」で北条の風景写真の中から選りすぐりの一枚を投稿して、北条の自然の抜きん出た美しさをPR。移住や田舎暮らしに興味ある遠方の人をターゲットに、まちの魅力を伝えています。
ブログ:「いよひめのつぶやき」で一歩踏み込んだ個人的な思いや情感を綴ることで、北条への想いやSNSでは表現しきれない北条の魅力や地域おこし協力隊としての体験記などを投稿しています。
②独自で魅力発信
ホームページ作成:北条の風景写真を中心に地域の情報を掲載しています。
LINEスタンプ作成:鹿島と鹿(シカ)を可愛いキャラクターにした「かしまるくん」のスタンプを配信し、幅広い世代にPRしています。
北条フォトマップ:北条全域の色々な風景写真を大きな地図パネルに貼り、公民館や鹿島行の渡船場に掲示しています。(風景写真はFacebookの専用サイトで誰でも投稿可)
「自然と暮らすまち北条」 https://www.hojosetouchi.com
かしまるくんのスタンプ
③ショッピングモールや学校での講演活動
(1)10月、ショッピングモール「エミフルMASAKI」で鹿島の生き物について講演。
大人から子どもまで楽しめるように「かしまるくん」のイラストや写真を使って、クイズ形式で鹿島の魅力について講演しました。
(2)11月、2月北条高校で講演
県下の先生方を対象に、北条地域の自然環境や景観の素晴らしさ、地産地消の幸せを内外に伝えることの大切さについて講演しました。また、総合学習の授業では、地域の魅力と自然環境を守ることの大切さなどをお話しました。
④情報発信や移住促進
ウェブサイト「移住スカウトサービスSMOUT(スマウト)」を利用して、「瀬戸内有数のきれいな海がある北条を瀬戸内いちばん気持ちいい街にする会」で北条の魅力を発信。
興味を持ってくれた人へのオンライン相談やメール対応を行うほか、現地案内を希望する人には自転車などを使って海や街を案内しています。実際に、このサイトがきっかけで県外から移住された家族が北条で暮らしています。
⑤ビーチクリーンイベントの開催や活動のPR
日常的に海岸清掃を続けながら、不定期にビーチクリーンイベントを企画、開催。
このイベントを通して地域内外の交流が生まれ、地域活性化につながることを目指しています。また、地元企業の協力を得ながら、北条の海の美しさの再発見や活動のPRにも取り組んでいます。
(イベントの告知などは、Facebook「かしまるくんち」https://www.facebook.com/hojokashima/に掲載。 )
12月のイベント。
青いサンタ服を着た4つのグループが「ブルーサンタ2020・北条同時多発ゴミ拾い」に参加し、にぎやかにゴミ拾い。
平成30年4月に地域おこし協力隊として赴任し、中島を拠点に活動中です。地域の離島振興に携わる団体等と一緒に、島しょ部の活性化に繋がる活動を行っています。また、パン屋のない怱那諸島で、パン屋を開業するため、特産品の開発を行ったり、地産地消に向け小麦栽培を行うなど、様々な挑戦を行っています。令和3年3月末で3年間の任期を満了し、5月に中島でベーカリーカフェをオープン予定です。
令和元年9月に地域おこし協力隊として赴任し、興居島を拠点に現在活動中です。忽那諸島の魅力をSNSなどで発信しながら、地域の活動にも積極的に参加しています。また、地元の高校生・大学生が立ち上げたNPO法人と連携し、海岸清掃や座談会など様々な活動を行っています。
<山田隊員・家弓隊員に共通した活動実績>
①SNSを使った島の魅力や情報発信、広報活動
「松山市地域おこし協力隊」Facebookで、島の魅力やイベントなどの情報を発信しています。
・オンライン移住相談&オンラインアイランダー(令和2年11月)
・地域おこし協力隊応募者とのオンライン交流会(令和3年1月)
・Facebook投稿(協力隊ページ、瀬戸内・松山里島めぐりページ)
・オンライン離島セミナー(離島フェア)(令和3年3月)
②地域の行事やイベントに協力、参加
忽那諸島での行事、祭り、神事に積極的に参加し、地域住民との交流を深めています。
・分校サイクリング(令和2年10月)
松山北高校中島分校の生徒さんたちが、伴走&ガイドとなって島外から来られたサイクリストをもてなしました。
・小冨士山の登山道清掃(令和2年10月)
地域の方々と山に登って、竹や草を刈り運びました。
登山道は歩きやすくなり、山頂から見渡す景色も最高なので、たくさんの人に登ってもらいたいです。
人より大きくのびた雑木
景色が遮られていました
作業後松山市側の眺望
作業後釣島を望む
例年より作業が遅くなったため、竹や雑木が伸び放題でしたが、地元の皆さんを中心に作業をすすめ、頂上からの見晴らしがよくなりました。
<山田隊員の活動実績>
①地域イベントのサポート
・べにふうき紅茶づくり体験(令和2年9月)
手もみした茶葉を蒸し器に入れ、発酵させることで風味豊かな紅茶に仕上げました。ある程度熟成させた後が飲み頃だそうです。
②起業に向けた取り組み
(1)移住して起業された市内外の店舗を訪問
日々、皆さん試行錯誤を重ねながら、その地域のお客様のニーズに合わせた方法や商品で営業実績を積み重ねてこられています。「自分たちの道は自分たちで見つけていくしかない」と、思いを新たにしました。
1.まるせきカフェ(岡村島:今治市)成田さん【令和元年10月】
2.ぱんや107(双海町:伊予市)伊藤さん【令和2年3月】
3.トトトパン(松山市)影林さん【令和2年6月】
4.まるまど(大三島:今治市)小松さん【令和2年9月】
5.Kitchen 313 Kamiyuge(弓削島:上島町)宮畑さん【令和2年11月】
6.こりおり舎(大島:今治市)千々木さん【同上】
(2)店舗予定地の整備
① 庭木の伐採を集落の方々に手伝っていただきました(令和2年8月)
ノコギリで庭木の伐採を始めたところ、ブロック塀の上から落ちてケガをしてしまいました。それを見かねて(あきれて?)近所の方が伐採を申し出てくださいました。半日でほとんどの作業が終わりました。チェーンソーと地元の方のチカラ、おそるべし!
② さらに根っこの掘り起こしとブロック塀の撤去などを依頼しました(令和2年11月)
③着々と作業が進んでいきます(令和3年3月~)
④お店の名前は「しまのぱんかふぇtetote(てとて)」。開店は今年5月15日を予定しています。
店舗ロゴ
看板(製作中)
(3)小麦を育てる活動について
昨年の春に収穫した小麦の一部を、石臼で挽いて製粉し、パンを試作しました。
収穫も手作業、製粉も手作業。
また、昨年の半分ほどのスペースですが、中島産の小麦の種を蒔きました。
<家弓隊員の活動実績>
①高校生ボランティアとの連携で興居島活性化!
(1)松山北高校ボランティアチームと一緒に令和2年12月・令和3年3月に「興居島」で海岸清掃をしました。
この清掃活動を通した地域保全活動で松山北高校は、「teamごごしま」として、持続可能な世界を目指して全国の高校が行っている取組みを発表し合う「エシカル甲子園2020」に出場します!
12月下旬に4日間、集まって活動してくれました
今春卒業の3年生たちが活動納め
(2)大学生グループ(卒業生)と、興居島で畑を始めました。
島の先輩たちにご指導を受けて、立派な?野菜ができました。大学生たちとは、「#しまいる」として今後の島での活動を思案中です。
素人集団で白菜、大根、ジャガイモなどを作ってみました
柑橘農家さんに収穫体験させてもらいました
興居島の魅力を探す自転車ツアー
新型コロナウイルスの影響でイベントができない中、コロナ対策のため規模縮小やオンラインで実施したものもありました。
杉山隊員は、引き続き活動に賛同する地域の方々と一緒にビーチクリーンに取り組んでいます。また、SMOUTを活用して北条地域の魅力を移住希望者に発信したり、ショッピングセンターや学校で北条地域の自然環境や生き物について講演を行ったりしています。今後の多彩な取組みにも期待しています!
山田隊員は、令和3年3月末で任期満了となります。地域おこし協力隊としての3年間は、地域のために様々な活動を行っていただきました。今後、ベーカリーカフェを起業し、忽那諸島・中島に定住します。ベーカリーカフェ「tetote」の美味しい焼き立てパンを食べられるのが待ち遠しいです。3年間ありがとうございました!!今後のご活躍を楽しみにしています。
家弓隊員が忽那諸島に移住して、2回目の春が来ました。コミュニケーション力の高さから、地元の方々や学生の皆さんと地域を楽しむ・盛り上げる活動を行ってくれています。地元の方からも、若い子の活動を目にするようになったとの嬉しい声を聞いています。忽那諸島がもっともっと元気になるように、若い風を吹かせて地域の活性につなげていただければと思います。引き続きよろしくお願いします。
今後も松山市地域おこし協力隊の活動に、御理解と御協力をよろしくお願いします。