参加者の希望や都合に合わせて、日程や訪問先などを自由に設定することができる「オーダーメイド型移住体感ツアー」を10月31日、11月1日の1泊2日で開催しました。

今回は、埼玉県在住の渡辺さんご夫婦のツアーの様子をレポート！
どのような２日間だったのでしょうか？

お二人は、自然と接した生活環境に身をおきたいとのことで移住を考え始められました。
松山市海岸部の生活環境を感じてみたいとのことでしたので、
ツアーでは、松山市郊外部を中心に自然環境を肌で感じてもらえるような行程にしました。

参加者の声

渡辺さんご夫婦

Ｑ．ツアーの満足度

大変満足しております。移住にあたり町の雰囲気や生活環境が良くわかり、移住への参考になる良い体験をさせていただきました。松山市の住居の現状について不動産屋さんへ個人での相談訪問は大変敷居が高いため、ネットでの情報だけでした。今回の体験ツアーで、不動産屋さんの訪問ができ、移住を検討する上で、大変役に立ちそうです。

Ｑ．印象に残った内容

事前に提出した体験したい内容を、忠実に企画し体験させていただき、　正に『オーダーメイド移住体感ツアー』ができたことと、市役所担当の方がとてもよく対応してくれたことです。

スケジュール　１日目

〇ホテル　集合

〇地元スーパーで物価体感

まず、生活環境を確認するには買い物事情からということで、地元スーパーへ！実際に値段の安さや食材の豊かさを体感しました。お二人は松山の地で１３０年もの間愛されている「松山あげ」や愛媛のおでんの必需品「おでん味噌」に興味津々の様子でした。

おでん味噌に興味津々

〇三津浜エリア散策

続いては、海岸部の生活環境を確認したいとのことで、三津浜エリアを散策。この三津浜エリアは松山の西部に位置する港町。江戸時代から海上貿易や漁業で栄え、松山の「海の玄関口」として地域経済の中心を担っていました。明治から昭和初期にかけて作られた古民家が多く残り、特有の風景を作り出しています。近年では若者たちが町のあちこちで古民家をリノベーションしたショップやアトリエをオープンさせており、時代をミックスした三津浜は、カメラをお供にふらっと旅がしたくなるエリアです。
案内は、三津浜エリアで町家バンクを管理運営する「ミツハマル」スタッフにご協力いただきました。古民家シェアショップ「みつのほ」、市営の渡し船「三津の渡し」、古民家の空き家などを見学しました。
奥様はミニチュアフード製作を行っており、いずれは小さいショップを開き、販売や製作指導を行いたいとのことで、シェアショップ視察の際は、熱心にお話を聞かれていました。

「ミツハマル」スタッフによる案内

市道の渡し船「三津の渡し」に乗船

古民家シェアショップを視察

古民家の空き家を見学

スケジュール　２日目

〇産直市で物価体感

地元の産直市を訪問。店内には地元で採れた様々な野菜、果物がぎっしり並んでいます。果物などの価格の安さや種類の豊富さを見て、驚かれていました。

地元の豊富な果物が多数並ぶ

〇不動産会社で住宅事情の説明

移住するにあたり、頭を悩ますことの一つが「住まい」です。松山の賃貸住宅の家賃は県庁所在地の中で全国で２番目に安く、東京の半分以下といわれていて、家計にやさしいまちです。連携協定を結ぶ不動産会社を訪問し、気になる地区を中心に住まい情報を確認しました。
今まで住まい探しはネット情報だけだったのが、店舗にて詳細な情報が知れて満足された様子でした。

>気になる地区を中心に住まい情報を確認

〇昼食

お昼はアミノ酸を多く含んだ赤酢を使用したこだわりのシャリに三津魚市場から仕入れた新鮮なネタのお寿司を提供してくれる回転寿司屋さんへ！松山の海の幸を堪能しました。

松山の海の幸を堪能
市場から仕入れた活きが良いネタを提供

〇海岸エリア（高浜、和気、堀江、北条）散策

松山はまちがコンパクトで、きれいな海に近いのが魅力で、プライベートビーチ感覚で海辺の暮らしが楽しめるのも醍醐味です。そんな、松山の自然環境やまた程よい都市感に惚れられた、渡辺さん夫婦。午後からは松山市の郊外部を中心にご案内。
市内中心部から３０分ほどすれば、海・山・川に行けるので、気軽に釣りやキャンプなどのアウトドア体験を楽しめることを魅力的に感じられていました。

海の駅「うみてらす」屋上デッキから島々を一望
海岸部を散策
波妻の鼻からの景色

〇ホテル　解散

奥様お手製のミニチュアフードです♪