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イベント2021.11.21~22開催「オーダーメイド型移住体感ツアー」レポート
参加者の希望や都合に合わせて、日程や訪問先などを自由に設定することができる「オーダーメイド型移住体感ツアー」を11月21日、22日の1泊2日で開催しました。
今回は、神奈川県在住の波田野さんご夫婦のツアーの様子をレポート!
どのような2日間だったのでしょうか?
奥様のお仕事がテレワークに移行していること、また、愛媛県がご両親の出身地ということもあり、松山への移住を考え始められました。
松山の生活環境を感じてみたいとのことでしたので、ツアーでは、産直市や不動産会社の訪問など生活環境を肌で感じてもらえるような行程にしました。
波田野さんご夫婦
参加者の声
Q.ツアーの満足度
移住先の絞り込みをするにあたり、非常に満足のいくものでした。松山市は移住の検討を始めてまず思い浮かんだ土地ですが、居を構えることを前提に街を眺めたことがなかったので「この地に住むとしたら」という目線で仕事、住居、交通、気候などにフォーカスして回れたことは得難い経験です。
Q.印象に残った内容
コンパクトシティ松山を実感できたことです。特に2日目の電車移動は思いつきではありましたが、体験できてよかったです。
今回のツアー参加前は土地勘がほとんどなかったため現地に暮らす移住コンシュルジュのお二人、ドライバーさんからの説明が大変役に立ちました。コンパクトであるが故、少しの移動で土地の印象が大きく変化するなど生活をする上での充実度なども実際に現地で伺ってはじめてわかることが多かったです。
スケジュール 1日目
〇ホテル 集合
〇松山市総合コミュニティセンター
市内中心部にある松山市総合コミュニティセンターへ!この施設は、文化ホール、子どもを遊ばせることができるこども館、図書館、体育館など、文化の向上や生涯教育、健康増進の拠点としてお子さんからお年寄りまで幅広い世代の方に利用いただいています。
松山市総合コミュニティセンターでは図書館、プール施設などを見学
〇三津浜エリア散策
続いては、三津浜エリアを散策。この三津浜エリアは松山の西部に位置する港町。明治から昭和初期にかけて作られた古民家が多く残り、特有の風景を作り出しています。近年では若者たちが町のあちこちで古民家をリノベーションしたショップやアトリエをオープンさせており、時代をミックスした三津浜は、カメラをお供にふらっと旅がしたくなるエリアです。
大正時代に建てられた元産院は2014年に改修工事に入り、2016年より8つのテナントが入るシェアショップに生まれ変わりました。それぞれの部屋はアトリエ、ワークショップスペースなど、さまざまな方法で活用されています。こちらでアクセサリー店をオープンさせたオーナーさんが先輩移住者ということもあり、松山に住んでみての感想など熱心にお話を聞かれていました。
先輩移住者であるオーナーの話に熱心に耳を傾ける
レトロな街並みに興味津々
石畳が特徴の旧アーケード街
〇高浜エリア散策
移住するなら都市部よりのどかな環境で暮らしたいとのことで、海好きにはたまらない高浜、堀江エリアをご案内。
高浜エリアは、梅津寺駅へ!市街地から電車にて18分程でアクセスすることができ、ドラマのロケ地にもなったこともあり、リゾート感あふれる青い海を望むことができます。駅付近には愛媛県産柑橘の加工場や販売コーナー、カフェを備えた複合施設を訪問。そこで、蛇口からのみかんジュースを初体験。2階にあるカフェでは電車と海を眺めることができ、穏やかな瀬戸内海に、お二人とも癒されていました。
蛇口からみかんジュースが出てくる都市伝説を初体験
2階のカフェでは電車と海を眺めることができる
スケジュール 2日目
〇就職支援機関による仕事事情の紹介
移住するにあたり、当然ながら仕事については最大の懸案事項ということで「ふるさと愛媛Uターンセンター」へ!「ふるさと愛媛Uターンセンター」は‘愛媛で働きたい‘の希望をかなえるために就職者に関する相談をおこなっており、相談員が、松山の仕事事情の紹介をおこないました。
お二人は、松山はIT関連企業や小売業、道後温泉を中心に観光業も盛んで、市内の求人情報や給与などについて確認されていました。
ふるさと愛媛Uターンセンター相談員による仕事事情の紹介
〇昼食
お昼は「鍋焼きうどん」!うどんと言えば麺にコシがあるものが人気ですが、松山の人は昔から柔らかい麺を好む傾向にあります。その代表といえるのが、アルミ鍋で提供される「鍋焼きうどん」。
アツアツの鍋焼きうどんは、寒い冬に芯から体を温めてくれる松山のソウルフードです。いりこの風味が優しく香る出汁はきめ細かい麺に染み込み、素朴ながらも深い味わいを演出します。
お二人も「優しい味でおいしい」と笑顔を見せていました。
アルミ鍋でじっくり煮込まれた鍋焼きうどん
体の芯から温めてくれる鍋焼きうどんに笑顔を見せる
〇不動産会社で住宅事情の説明
移住するにあたり、頭を悩ますことの一つが「住まい」です。松山の賃貸住宅の家賃は県庁所在地の中で全国で2番目に安く、東京の半分以下といわれていて、家計にやさしいまちです。連携協定を結ぶ不動産会社を訪問し、郊外を中心に住まい情報を確認しました。
お二人ともクルマ好きでドライブが趣味ということもあり、松山は市内中心部から30分ほどすれば、海・山・川に行けるので魅力的に感じられていました。
気になる地区を中心に住まい情報を確認
〇産直市で物価体感
地元の産直市を訪問。店内には地元で採れた様々な野菜、果物がぎっしり並んでいます。果物などの価格の安さや種類の豊富さを見て、驚かれていました。
産直市には地元の柑橘が多数並ぶ
〇城南エリア散策
ご両親を連れて移住を検討されているため、病院等の距離感が気になるとのことで、城南エリアへ!城南エリアは大きな総合病院から個人病院も多いので、医療環境が整っています。
帰りは、伊予鉄道の郊外電車を利用し、市内中心部の松山市駅へ。市内中心部まで電車で10数分と利便性の高さを感じられていました。
伊予鉄道の郊外電車に乗り、市内中心部へ
〇解散
奥様のお仕事がテレワークに移行していること、また、愛媛県がご両親の出身地ということで、松山への移住を検討されており、今回のツアーに参加いただきました。
ツアーでは住まい情報や産直市など住環境に関係する施設を中心にご案内させていただきました。ツアーを通じて、「風土や食など高齢者も過ごしやすいであろう松山市は移住先の有力な候補です」とのお声をいただきました。
松山は、便利な街暮らしも、自然を感じるゆったり暮らしも思いのまま!ぜひ松山で暮らしていただきたいです。
現地に訪れたからこそ気づき、感じることもあるはず!
あなたも一度、松山を訪れて、その魅力を体感してみませんか?松山でお待ちしています!!