イベント2022.1.10~11開催「オーダーメイド型移住体感ツアー」レポート

参加者の希望や都合に合わせて、日程や訪問先などを自由に設定することができる「オーダーメイド型移住体感ツアー」を1月10日、11日の1泊2日で実施しました。
今回は、大阪に住む橋野さんご家族の1泊2日のツアーの様子をレポート!
さて、どのような2日間だったのでしょうか?

景色や人が豊かな所に移りたい。また、全国をまわった知人の方から「松山が一番良かった」と聞いていたこともあり、ツアーに参加いただいた橋野さん家族。1歳のお子さんを連れての参加でしたので、子育て環境を肌で感じてもらえる行程にしました。

image1橋野さんご家族

参加者の声

Q.ツアーの満足度
幼児を連れての参加でしたが、終始ペースに合わせていただきました。子育て環境も見ることができ、充実していました。また、ツアーで関与された方々が皆、親切だったので、気持ち良かったです。

Q.松山のどんなところに魅力を感じましたか
第一印象は街すぎるかなという風に感じましたが、少し離れると賑やかさは減り、しっとり落ち着いたところがあり、「三津浜」は利便性も良く、ほどよく田舎がいい私と、街がいい娘の折り合いがつきそうに感じました。

 

スケジュール 1日目

〇松山市役所 集合

〇松山市総合コミュニティセンター

松山市総合コミュニティセンターは、市内中心部からも徒歩圏で、幼児プレイコーナーなどがあるこども館や、プール、体育館、図書館などが併設される複合施設です。こども館は、屋内で目一杯体を使って遊べる施設で、土日も開館しているので子育て世帯の利用が多いです。1歳のお子さんは滑り台を何度も登ったり降りたりして、親子で楽しみました!

image2たくさんの遊具に大興奮

image3読み聞かせの絵本も多くあります

〇産直市で物価体感

続いては、JR松山駅近くにある産直市へ!こちらの産直市は農協直営ということもあり、安くて新鮮な野菜、果物、肉類、魚介類、惣菜がなんでも揃っています。温暖な気候に恵まれた松山は、食材の宝庫です!実際に値段の安さや食材の豊かさを体感しました。

image4産直市で物価体感

image5鮮魚コーナーには、地元の旬な魚を中心に豊富な種類が揃っています

〇松山市南部児童センター見学、昼食

続いて、子育て世帯に人気の石井エリアへ。全国でも珍しい午後9時まで開館している松山市南部児童センターは、みんなで仲良く遊びながらいろいろなことが体験できる「遊び」と「まなび」の広場で、日本有数の来館者数を誇っています。おもちゃを使って親子で楽しめ授乳室も備えた「遊戯室&幼児室」、クラフトの製作や折り紙などを使って自由に遊べる「創作活動室」、卓球と幼児を対象にしたアスレチック遊びができる「多目的室」などを設けています。橋野さん家族も充実の子育て環境に興味津々な様子でした。

image6スタッフが施設をご案内

image7多目的室では卓球台もあり、小学生以上のお子さんも楽しめます

〇不動産会社で住宅事情の説明

移住に際して、仕事やコミュニティだけではなく、住まいもとても重要になります。松山の賃貸住宅の家賃は県庁所在地の中で2番目に安く、東京の半分以下といわれています。松山市と連携協定を結ぶ不動産会社を訪問し、気になる地区を中心に住まい情報を確認。賃貸物件の豊富さ、安さに驚かれていました。

image8具体的な物件情報を交えて、松山の賃貸事情を確認

〇アーケード街、ロープウェー街散策

続いて、市内中心部にあるアーケード街、大街道(おおかいどう)を散策。開放感のあるアーケード商店街は、歩行者専用となっており、四国を代表する商店街の一つです。みなさん興味を示したのが、昔も今も変わらない味、労研饅頭(ろうけんまんとう)。昭和6年創業当時から受け継がれてきた酵母菌を使った蒸しパン屋です!噛むほどに優しい甘さが広がる労研饅頭に、ご家族もご満悦な様子でした。
1日目の最後は、ゆるやかな坂道に個性的な店が並ぶロープウェー街へ。松山ならではの物産を取り揃えたショップや地元の素材にこだわった飲食店も多く、観光客はもちろん、地元の人にも人気です。築城400年越えの名城・松山城にも登り、城下町の魅力を堪能しました。

image9豊富な種類から選ぶのも楽しみの一つです

image10ロープウェー街は全国的にも珍しいバリアフリー化された商店街で、お子さんも安心して歩けます

image11松山城から市街を一望する眺めは絶景です

スケジュール 2日目

〇松山市役所 集合

〇就職支援機関の概要説明

移住に際し、不安な要素といえば、仕事が挙げられます。2日目の最初に訪れた、産業雇用安定センター愛媛事務所は、失業なき労働移動の実現をめざす再就職・出向などを無料で支援する公的機関で、担当職員からセンターの概要や支援内容、求人情報などをご説明いただきました。

image12産業雇用安定センター担当職員による仕事事情の紹介

〇昼食

続いては、海が見えるところを訪問されたいとのことで、三津浜エリアへ。この三津浜エリアは松山の西部に位置する港町。明治から昭和初期にかけて作られた古民家が多く残り、特有の風景を作り出しています。近年では若者たちが町のあちこちで古民家をリノベーションしたショップやアトリエをオープンさせており、カメラをお供にふらっと旅がしたくなるエリアです。「がんばっていきまっしょい」、「船を降りたら彼女の島」などの映画のロケ地としても知られています。
お昼は、人気のカフェ&バルへ。明治時代の古民家をリノベーションしたノスタルジックな空間でお食事を楽しみました。

image13移住者が多い三津浜エリアでランチ

〇地域包括支援センターの説明

続いては「地域包括支援センター」へ。地域の高齢者の介護予防・総合相談支援の拠点となるのが地域包括支援センターです。保健師、社会福祉士、主任介護支援専門員等がチームとして高齢者の総合的な支援を行っています。また、ケアマネジャーが介護予防ケアプランの作成を行っています。大阪府でケアマネジャーをしている橋野さんは、松山の高齢者事情や地域の特徴など積極的に質問し、熱心に耳を傾けていました。

image14センター長による説明を熱心に聞く橋野さん

〇三津浜散策

三津浜エリアで町家バンクを管理運営する「ミツハマル」スタッフの協力のもと、三津浜を散策。忽那諸島の怒和島出身のオーナーが営む喫茶店では、オーナー夫婦にもご参加いただき、三津浜での暮らしぶりや子育てについて、お話いただきました。

image15怒和島出身のオーナーが営む喫茶店でエリアの説明

image16三津浜のお店などを可愛いイラストにしたマップで説明

〇道後散策

旅の締めくくりは、道後エリアへ。歴史的価値の高い道後温泉本館を中心に、愛媛の特産品を扱う土産物店やレトロなカフェ、宿泊施設など、多彩なお店が軒を連ねています。道後温泉本館や気になるお店に立ち寄り、賑わう湯のまちを散策しました。

image17歴史的価値の高い道後温泉本館へ

〇解散

(担当者の声)
子育て環境を知れる場所を見てみたいというご要望もあり、子育て施設を中心にご案内させていただきました。ツアーを通じて、「今回まわれなかったエリアも見てみたい」とのお声をいただきました。松山は、あたたかい気候、温泉、人に囲まれ、のびのびと子育てを楽しめるので、ぜひ松山で暮らしていただきたいです。
現地に訪れたからこそ気づき、感じることもあるはず!
あなたも一度、松山を訪れて、その魅力を体感してみませんか?松山でお待ちしています!!