イベント2022.8.19~20開催「オーダーメイド型移住体感ツアー」レポート

参加者の希望や都合に合わせて、日程や訪問先などを自由に設定することができる「オーダーメイド型移住体感ツアー」を8月19、20日の1泊2日で実施しました。
今回は、大阪府に住む鎌田さんご家族の1泊2日のツアーの様子をレポート!
さて、どのような2日間だったのでしょうか?

鎌田さんは、農業を生業として生活したい、愛媛の柑橘を全国のファンに届けたいという思いで、松山への移住を検討されています。移住希望先の堀江、和気地区の生活環境を知りたいとのことでツアーに参加されました。生活環境を知るため、不動産会社訪問や物件内覧、また小学生のお子さんがいらっしゃるので、公園や児童センターなど子育て環境が分かる行程にしました。

image001鎌田さんご家族

参加者の声

Q.ツアーで印象に残った内容はありますか。
一言で言うと全てです。その中でも先輩移住者や就農者のお話は貴重な経験をさせていただきました。
私たちだけでは決して得られない情報をいただける機会を作っていただきました。
また、事細かく知りたいことを事前調査によって聞き出してくださり、それを実行していただき、満足しています。

Q.松山市のどんなところに魅力を感じましたか?
ある程度都会である一方で自然もたくさんある部分が気に入りました。
生活圏ではスーパー、ドラッグストア、飲食店などもたくさんあり、選択肢に困らない。また、自然も多く公園も充実していて、さらには海も川も山もありハイキングやキャンプなど家族にとってはイベントがたくさん作れそうです。
趣味の釣りやアウトドアができるスポットや児童館、図書館、テニスコートも近くにあり住みやすさを感じました。

スケジュール 1日目

〇ホテル 集合

〇先輩移住者との交流
まずは、実際に松山に移住された方の生の声が聞きたいとのことで、今年3月に千葉県から移住された佐藤さん夫婦に来ていただきました。佐藤さんは、SEから転職し、新規就農を目指して、研修中です。同じく就農を希望している鎌田さんにとっては、大変貴重な時間となりました。農業の話はもちろん、移住にいたった経緯や休日に楽しんでいるキャンプのことなど、松山の暮らしぶりについて、リアルなお話をしてもらいました。

image002農業の話に加え、趣味のキャンプの話などもしていただきました

image003最後はみんなでパチリ!

〇不動産会社で住宅事情の説明、物件内覧
移住を進める上で、仕事やコミュニティだけではなく、住まいも重要です。松山の賃貸住宅の家賃は県庁所在地の中で2番目に安く、東京の半分以下といわれています。
地元の不動産会社を訪れ、事前に下調べされていた物件について、家賃や間取りなどを確認しました。住まいを探すタイミングやオンラインでの内覧など、気になることを質問し、イメージを膨らませていました。
その後は、海にほど近い堀江地区の物件を内覧。鎌田さん家族には、小学生の男の子がいるため、広い居住スペースを確保したいと一軒家を中心に検討中です。小学校までの通学距離やアクセスなど、生活環境を確認しました。

image004気になる地区を中心に住まい情報を確認

image005実際に物件を内覧

スケジュール 2日目

〇ホテル 出発

〇北条文化の森公園、北条図書館、北条児童センター見学
子育て環境を知るため、公園や小学生向けの施設を知りたいとのことで、松山市北部にある北条地区の総合レクリエーション施設をご案内。テニスコートやグラウンドなどのスポーツ施設や、図書館、児童センターが併設されていて、たっぷり遊べます。
北条文化の森公園は、東京ドームが2つも入ってしまうほどの広大な敷地に、子ども向けの遊具広場、アスレチックトリムコース、全面芝生の多目的広場などに分かれていて、大自然の心地よい環境の中、子どもから大人まで多目的に楽しめるスポットです。
北条図書館は、文化の森公園の中にあり、静かな環境の中で読書を楽しめます。子ども用の靴を脱いで上がれるスペースもあるので、ゆったりできます。
北条児童センターは、2016年7月にオープンした児童センターです。夜は21時まで開館していて、全国的にも珍しい「夜間も開いている」児童センターです。ダンスや楽器の練習ができる部屋や屋外バスケットコートがあるため、小さいお子さんはもちろん、中高生まで幅広い子どもたちが利用しています。
充実の複合施設に、お子さん2人も大満足の様子でした。

image006みんな大好き!ターザンロープ

image007夢中になって挑戦できる、充実のアスレチックトリムコース

image008お気に入りの本を見つけて、真剣に読んでいます

image009屋内でもおもいっきり体を動かせます

〇立岩海水浴場
続いては、松山の遊びスポットに行きたいとのことで、北条立岩地区にある立岩海水浴場(通称:モンチッチ海岸)へ!この海水浴場は、干潮時、水面が鏡のようになることで、最近はインスタ映えスポットになっています。砂遊びはもちろん、浅瀬なので、小さなお子さんでも安全に遊ぶことができ、家族連れの海遊びには最適です。
市内中心部から30分ほどすれば、海・山・川に行けるので、気軽に釣りやキャンプなどのアウトドア体験を楽しめることを魅力的に感じられていました。

image010海岸には遠浅のキレイな砂浜が広がっています

image011透明度抜群の青い海

image012海水をバシャバシャ走り回り、松山の夏を満喫

〇堀江地区散策、昼食
移住するならのどかな地区で暮らしたいとのことで、きれいに整備された海岸線が続き、海好きにはたまらない堀江地区をご案内。
訪れた「うみてらす」は、全国で150番目に認定された海の駅で、誰もが気軽に立ち寄れる休憩所があり、地元の人々に愛される憩いの場所となっています。波の音と共に、のんびりとした癒しのひと時を味わいました。
昼食は松山のソウルフードとして、昔から市民に親しまれている「鍋焼きうどん」などを堪能。レトロなアルミ鍋に入ったキメが細かく柔らかい麺が特徴です。ほんのり甘く、優しい味わいにみなさん、ご満悦の様子でした。

image013海の駅「うみてらす」屋上デッキから瀬戸内海を一望できます

image014松山のソウルフード、鍋焼きうどん

image015海岸でシーグラスを発見

〇興居島散策、島内就農者のお話
続いて、島暮らしを確認するため、興居島(ごごしま)へ。興居島は、松山市内の港からフェリーで約10分と、アクセスの良さが魅力で海水浴など、さまざまなアクティビティを楽しむことができるため、魅力的なスポットとして注目されています。島は温暖な気候で、色々な柑橘が栽培されています。
島内で農業をされている小林さんを訪問。柑橘の大トロと呼ばれる「せとか」や愛媛県のオリジナル品種「紅まどんな」の園地を視察させていただきました。気になる農地の取得や設備投資のことなど、熱心に質問されていました。

image016興居島には由良港、泊港と高浜港を結ぶフェリーが運航

image017島での柑橘栽培についてお話いただきました

image018農林水産大臣賞を受賞した、紅まどんなのハウスを見学

〇大可賀釣り公園
行程の最後は、親子で釣りが楽しめる、「大可賀釣り公園」へ。駐車場や手洗い場、安全のための柵もあって、初心者やファミリーにも嬉しい釣り場です。すぐ隣には走ったり、ボール遊びができたりする広場もあり、小さなお子さんを連れて釣りをするには最高のポイントです。サビキ釣りでアジやイワシが釣れちゃいます。今回のツアーでは釣りはできませんでしたが、市内中心部から車で20分程の場所にこのような釣りスポットがあることに驚かれていました。

image019海の向こうには興居島が見える絶景スポットもあります

〇ホテルで解散

(担当者の声)
鎌田さんご家族は元気な小学生の男の子がいるので、アクティビティが堪能できる行程にしました。ツアーを通じて、「沢山の体験と現地でないと掴めない情報をいただき、大変有意義なツアーとなりました」と言っていただいたのが印象に残っています。今回のツアーが移住を後押しする機会となったようなので、嬉しく思います。松山は、あたたかい気候、温泉、人に囲まれ、のびのびと子育てを楽しめるので、ぜひ松山で暮らしていただきたいです。
現地に訪れたからこそ気づき、感じることもあるはず!
あなたも一度、松山を訪れて、その魅力を体感してみませんか?松山でお待ちしています!!