イベント2022.12.24~25開催「オーダーメイド型移住体感ツアー」レポート

参加者の希望や都合に合わせて、日程や訪問先などを自由に設定することができる「オーダーメイド型移住体感ツアー」を12月24、25日の1泊2日で実施しました。
今回は、東京都に住む今井さんご家族の1泊2日のツアーの様子をレポート!
さて、どのような2日間だったのでしょうか?

今井さんご家族は、観光で松山を訪れた際、しまなみ海道からみた景色にとても感動したこと、スマートシティでとても住みやすさを感じたこと、城下町に住んで見たいという思いもあり、松山への移住を検討されています。
ツアーの希望として、空き家物件の住宅レベルを確認したい、エリアごとの雰囲気や子育て環境を見てみたいとのことでしたので、不動産会社に協力いただき空き家物件の内覧、公園や児童センターなど子育て環境が分かる行程にしました。

01_thumbnail_image_50430977今井さんご家族(映画「ガリレオ」で有名になった高浜駅にて)

参加者の声

Q.ツアーで印象に残った内容はありますか。
松山にはたくさんの魅力的な地域がある中で、それぞれの地域の色を確認することができ、移住するならどの地域がいいかなど、今後、具体的に選定していく上で参考情報を多く得られました。また、都内と遜色ない繁華街がありながら、歴史や文化が上手く調和しており、かつ自然(瀬戸内海の海はやっぱり素晴らしいです!)がしっかり確保されていることも再認識できました。食も非常に魅力的で、鯛めしや柑橘など東京では味わえない食も体験できたこともいい思い出になりました。
子供3人を連れてのツアーだったので、どれだけ移住に向けた情報収集や体験ができるか不安でしたが、添乗員の方や市役所の方が家族全体のサポートを全力でしてくださり、とても思い出に残るツアーとなりました。

Q.松山市のどんなところに魅力を感じましたか?
東京への通勤も可能であること、かつ歴史や文化、自然がこれほど上手く調和しているところはなかなかないと思い、子育て環境だけでなく、大人も生活を楽しめ場所であると再認識できました。

スケジュール 1日目

〇松山空港 集合

〇三津浜エリア散策
初めに訪れたのは、空港から車で10分、三津浜エリアへ。
三津浜と港山を結ぶ昔ながらの渡し船「三津の渡し」に乗船。この渡し船は、室町時代に物資や食料の輸送に使われていたのが始まりといわれ、500年を経た現在も、地区住民の生活に欠かせない足となっています。船上から三津浜の風景を楽しむことができました。
その後は、昼食に松山の郷土料理「鯛めし」を堪能。松山の鯛めしは、丸ごと一匹の鯛をご飯とともに炊き上げていて、ご飯に鯛の旨味が染み込んでいます。大の魚好きのご主人も大満足のようで、何回も御代わりをされていました。
昼食後は、移住者の多い三津浜エリアを散策し、気になる施設や店舗に立ち寄りました。

02_photo_20221226-010359市営の渡し船「三津の渡し」に乗船

03_photo_20230126-041353古くから愛されている郷土料理「松山鯛めし」を堪能

〇興居島で空き家物件の内覧、先輩移住者のお店訪問
高浜港からフェリーで15分ほどの興居島へ!興居島は市街地までのアクセスも良く、島のおだやかな空気もあって、県内外から多くの方に移住先として選ばれています。「空き家バンクごごしま」担当者に協力いただき、空き家物件やコワーキングスペースなどを内覧し、島での暮らしを想像されていました。
その後は、都内でコーヒー店を営んでいた店主が、瀬戸内の島で美味しいコーヒーを味わってほしいと思いUターンしオープンさせたコーヒー店を訪問。お子さんたちは、島の旨味が詰まった興居島みかんジュースを美味しそうに飲んでいました。

04_photo_20230126-050011_5スーパーで島の物価を体感

05_photo_20230126-050011_4空き家バンク担当者の方にコワーキングスペースなどを案内してもらいました

06_photo_20221226-012750_2東京からUターンした移住者がオープンさせたコーヒー店を訪問

スケジュール 2日目

〇ホテル 出発

〇道後エリア散策
2日目の最初の行程は、道後エリアへ。道後は、女子一人旅人気ナンバーワンに輝き、歴史的価値の高い道後温泉本館を中心に、愛媛の特産品を扱う土産物店やレトロなカフェ、宿泊施設など、多彩なお店が軒を連ねています。道後温泉本館や気になるお店に立ち寄り、賑わう湯のまちを散策しました。

07_photo_20230126-050011保存修理工事中の道後温泉本館を見学

08_photo_20230126-050011_2飛鳥乃湯泉ではアート作品で広場が彩られています

〇南部児童センター、松山総合公園見学
子育て環境を知るため、南部児童センター、松山総合公園へ!
南部児童センターは、全国的にも珍しい午後9時まで開いている、「遊び」と「まなび」の広場です。おもちゃを使って親子で楽しめ授乳室も備えた「遊戯室&幼児室」、クラフトの製作や折り紙などを使って自由に遊べる「創作活動室」、卓球と幼児を対象にしたアスレチック遊びができる「多目的室」などを設けています。今井さんご家族もおもちゃの種類の多さや対象年齢によってスペースが分けられていることに驚きの様子でした。
松山総合公園は、JR松山駅から北西側、頂上にドイツ城の形の展望台がある公園です。子どもからシニアまで多くの人に親しまれていて、遠足にも使われる定番の遊び場となっています。県内最大級の遊び場にご家族共々、目一杯遊ぶことができました。

09_photo_20221226-012727_3大好きなキャラクターのおもちゃに大はしゃぎ

10_photo_20230127-102045_2総合公園は何種類もの遊具があって、遊びごたえ抜群です

〇堀江エリア散策、昼食
整備された砂浜が続き、夏には海水浴客でにぎわう、堀江地区をご案内。
訪れた「うみてらす」は、全国で150番目に認定された海の駅で、誰もが気軽に立ち寄れる休憩所があり、地元の人々に愛される憩いの場所となっています。波の音と共に、のんびりとした癒しのひと時を味わいました。
昼食は豊富なメニューで地元民に愛される人気食堂へ!新鮮な釜揚げしらす丼や松山のソウルフード「鍋焼きうどん」のほんのり優しい味に癒されました!

11_photo_20230127-113616展望デッキからは瀬戸内海が望めます

12_photo_20230127-104831_2新鮮なしらすを使用した、しらす丼は絶品です

〇北条エリア散策、空き家バンク物件内覧
続いては、移住するなら、「海のそばで暮らしたい」、「子どもを自然に近い環境でのびのび育てたい」とのことで、海沿いの暮らしを満喫できる、北条エリアをご案内。北条立岩地区にある立岩海水浴場(通称:モンチッチ海岸)は、干潮時、水面が鏡のようになることで、最近はインスタ映えスポットになっています。砂遊びはもちろん、浅瀬なので、小さなお子さんでも安全に遊ぶことができ、家族連れの海遊びには最適です。市内中心部から30分ほどすれば、海・山・川に行けるので、釣りが趣味のご主人は魅力的に感じられていました。
行程の最後は、北条にある空き家物件を見学しました。家の状態や金額感を含め、とてもポジティブな印象を持つことができ、移住後の住まいを検討する際の検討材料を得られることができました。

13_photo_20221226-115058_2白い砂浜とコバルトブルーの海が最高のロケーションでした

14_photo_20230127-113616_3透明度バツグンでまるで水鏡のよう

15_photo_20230127-113616_2敷地の広さ、収納の多さに驚かれていました

〇解散

(担当者の声)
2日間という限られた時間の中でも松山の充実の子育て環境や暮らしやすさを体感できるツアーをご提案することができました。ツアー後のアンケートに、「家族一同移住するなら松山に!と気持ちを固めることができました。」と言葉をいただき、移住を後押しする機会となったようなので、嬉しく思います。松山は、あたたかい気候、温泉、人に囲まれ、のびのびと子育てを楽しめるので、ぜひ松山で暮らしていただきたいです。
現地に訪れたからこそ気づき、感じることもあるはず!
あなたも一度、松山を訪れて、その魅力を体感してみませんか?松山でお待ちしています!!