日時：2023年2月18日
会場：サイボウズ松山オフィス
主催：松山市

ライター：廣瀬麻衣
宇和島市出身、東京で１６年間過ごし、2016年に松山市にJターン。
現在、ライター業を中心に活動中！

2021年より移住者交流会を実施してきましたが、今回の交流会は、小学生以下のお子さんがいる「子育て世代限定」で行われました。

当日は、0〜6歳までの子ども9名を合わせた20人が大集結！子どもたちの笑い声が会場中に響き渡る、とても賑やかなイベントになりました。

最初は少し不安げな様子でイベント会場に入ってくる子どもたちですが、キッズスペースを見つけると、目を輝かせてすぐにおもちゃのところへ一目散！保育士さんが一緒に遊んでくれるため、パパ・ママも安心してイベントに参加することができます。

今回のイベントの司会も、株式会社アイムービックの町田さんが行いました。町田さん自身も女の子と男の子の２児のパパです。「今回、対象を子育て世代に限定した初のイベントだったのですが、こんなにもたくさんの人たちが集まってくれて嬉しいです」と挨拶をされました。続けて、イベントの主催者である松山市の高垣さん・白石さん・久保さんも挨拶を行いました。

11:00〜12:30とお昼時に開催された今回のイベントは、お弁当もご用意！お弁当を食べながら交流会に参加しても、持ち帰っても、交流会後のランチにしてもOK！という自由なスタイルでイベントは遂行されました。

お弁当は、農家直送のオーガニックの野菜などを使用し、素材にこだわったテイクアウト専門店「オイシイオト 三番町店」さん。

司会の町田さんから「移住者の方同士のパパ・ママの繋がりを作り、情報を共有したい」という交流会の目的が共有され、交流タイムがスタート！

参加者の皆さんには、A・B・Cの3グループに分かれていただき、グループごとに交流をしていきます。交流タイムは30分を2回。1回目の後にグループ替えが行われ、別のメンバーと交流をしていきます。

交流中、ほとんどの子どもたちはキッズスペースで遊んでおり、パパ・ママは大人同士のおしゃべりをゆっくりと楽しんでいる様子が印象的でした。

交流タイム①

移住のきっかけについての話題では「都会で育児はしたくないという気持ちはあるものの、すごく田舎へ行くのも不安。松山がちょうどよかったから」という声を多く聞くことができました。
新型コロナウイルスの影響もあり、「なかなかお友達ができない」という悩みを持ったパパ・ママが多いようでした。特に移住前の仕事をリモートで続けている方は、友達を作る機会がないとお話しされていました。「ここで友達になりましょう！」と、さっそく仲良くなっているママたちの姿も。
また、「なかなか子どもを連れて行きやすい外食先がない」という悩みには、「ここがオススメ！」とパパ・ママ同士で情報共有している様子も見られました。

さらに、Iターンで移住している場合、育児において実家を頼れないことが多いため、「子どもが体調を崩した時はどうしている？」や、「育児のストレスってどうやって解決しているの？」という、同じ境遇だからこそ分かり合える悩みの相談をしているグループもありました。

交流タイム②

2回目の交流タイムで多く聞かれたのは、「家を建てるにあたっての土地探し」について。このテーマは、各グループで話題に上がっていました。

「土地勘がないのに、どうやって土地を探せばいいの？」と質問をすれば、先にマンションを購入したり、家を建てたりしている移住者の先輩がアドバイス。

子育て世代特有の話題が多く、参加者のパパ・ママはすぐに打ち解けていました。

また、松山に移住して「温泉文化に夢中！」という参加者の方も多数！皆さん、行きつけの温泉があり、互いにMY温泉を勧め合っている様子に、「松山の温泉」は本当に誇れる文化だなと感じました。

さらに、「子どもを遊びに連れて行くならココ！」とお勧めのレジャー施設を紹介すれば、すぐにスマートフォンで検索をして調べるパパ・ママたち。「今度、子どもを連れて行ってみます！」「知りませんでした！」と2回目の交流タイムも大賑わいでした。

参加者インタビュー

交流会後、数名の方にインタビューを行い、イベントの感想をいただきました。

「子どもを遊ばせてくれたので、皆さんとの交流に集中できてよかった」や「話してみると、けっこう同じような悩みをみんな持ってるんだなって安心しました」という意見の他に、「このイベントでお友達ができました。嬉しいです！」といった、こちらまで嬉しくなるような感想を述べてくださった参加者さんも。

交流会の終わりに

子育て世代限定で実施された今回の移住者交流会「まつやま日和」は、大人も子どもも大満足の様子で終了しました。同じ境遇だからこそ、すぐに打ち解けられたパパ・ママたち。最後にLINEオープンチャットを案内し、そこでFacebookやTwitter、InstagramなどSNSのアカウントを交換できるようにすることで、せっかくできた繋がりがこれっきりになってしまわないような工夫も。
イベント終了後には、さっそくLINE交換しているママやお子さんを交えて一緒にお弁当を食べている参加者の皆さんの様子が見られました。

＜松山市担当者より＞

まつやま移住相談窓口では、これからも松山に移住された方のお悩みなどに寄り添い、松山暮らしを楽しめるようサポートしていきたいと思います！