江戸時代に発展し、古い町並みなどが日常の風景として存在している松山市三津地区。
そんな三津浜地区で、先輩移住者との交流や街並み散策を通じて、移住・起業について体感・相談ができる「まつやまの港町暮らし体感ツアー」を11月4日、5日の1泊2日で開催しました。
首都圏在住の移住検討者14名をご案内した当ツアー！さて、どのような2日間だったのでしょうか？

スケジュール　1日目

〇松山空港 集合

松山空港で横断幕をもってお出迎え

〇「三津の渡し」に乗船、昼食
三津浜と港山の間を結ぶ市営の渡し船「三津の渡し」に乗船。この渡し船は、室町時代に物資や食料の輸送に使われていたのが始まりといわれ、500年を経た現在も、地元の人の足として利用されています。 港を渡るといよいよ、三津浜地区に到着。 まずは、腹ごしらえということで昼食へ！お米の倉庫だった場所をリノベーションし、開業したイタリアンに。地元の旬な食材が使われたコース料理に、みなさんご満悦の様子でした。お食事の前には自己紹介も兼ねて移住への思いなどを語ってもらいました。

市営の渡し船「三津の渡し」に乗船

歴史に彩られたノスタルジックな町並み

残されていた格子や土壁を生かした店内

お食事前に、自己紹介も兼ねて移住への思いなどを話していただきました

松山の旬の食材を生かしたイタリアンを堪能

〇街並み散策
昼食後は、商店街を中心に三津浜の街並みを散策。三津浜では空き店舗を有効に生かすため、「チャレンジショップ」を実施しています。安い賃料でテナントを貸し出し、出店しやすい環境を整えたことで、移住してきた方などが起業した店が多くなり、変貌を遂げています。三津浜の先輩移住者、起業者と交流し、暮らしぶりや移住にいたった経緯などを確認されていました。

クラフトビールの醸造所を見学

先輩移住者のシェアキッチンを訪問

商店街の中にはオシャレなお店が多く並んでいます

レトロな雰囲気の残る街並みを散策

〇先輩移住者との交流会
その後は、先輩移住者・起業者に参加いただき、交流会を開催。実際に移住した方のリアルな体験談を聞けるチャンスとあって、みなさん積極的に質問し、熱心に耳を傾けていました。みなさん「移住」、「起業」という共通のテーマをもって集まっているため、話がはずみ、充実の交流会となりました。参加者からは、「移住して面白い活動をされている方が多い」、「リアルな話を聞くことができ、大変参考になった」というお声をいただきました。

築100年以上の蔵を改装したコワーキングスペース

松山の味を楽しみながら交流しました

交流会には４組の先輩移住者・起業者の方に参加いただきました

終始和やかな雰囲気で盛り上がっていました

スケジュール　2日目

〇個別相談会・昼食
ツアー2日目は移住コンシェルジュ・地元不動産会社・就職創業支援団体・ミツハマル担当者と「個別相談会」からスタート。起業の支援内容など、気になることを事前にヒアリングしたことで、有意義な相談の場を設けることができました。
その後、昼食に松山の郷土料理「鯛めし」を堪能。松山の鯛めしは、丸ごと一匹の鯛をご飯とともに炊き上げていて、ご飯に鯛の旨味が染み込んでいます。松山ならではのグルメを楽しみました。

移住検討者の気になることなどをお聞きし、担当者がサポート

新鮮な鯛の風味が染みた炊き込みご飯

〇道後散策・昼食
行程の最後は三津浜地区と市内中心部への距離を感じるため、郊外電車・市内電車を乗り継いで、道後地区へ。道後温泉、道後商店街を散策し、気になるお店などに立ち寄りました。

伊予鉄道の郊外電車に乗り、道後方面へ

市内中心部で、松山城を囲むように運行している路面電車

道後温泉駅から道後温泉本館まで続くL字のアーケード街

道後商店街を散策

〇松山空港 解散