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イベントゆるっと、まつやま。in Tokyo〜松山の暮らしのこと、聞きにこんけん!〜が初開催されました
日時:2025年9月20日(土) 14:00〜16:00
会場:渋谷QWS PLAY GROUND
東京都渋谷区渋谷2-24-12 スクランブルスクエア東棟15F
主催:松山市
2025年9月20日(土)、渋谷QWSにて、松山市の暮らしや移住に関心のある10代〜30代の方を対象に若者交流会「ゆるっと、まつやま。」が初開催されました。定員20名のところ、当日は満員御礼。
さらに飛び込みで3名が加わり、大盛況となりました。
ゲストには、23歳で松山へ移住した三輪夫妻を迎え、参加者との交流が行われました。
松山市の魅力を紹介
はじめに、松山市職員の白石さんより松山市の魅力が伝えられました。
「松山市の魅力」
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- ①都会でもない、田舎でもない程良さ!
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- アーケード街にショッピングモールといった都市型の暮らしを行いながら車を30分走らせれば、海にも山にもアクセスできるコンパクトシティ。
②交通の便がいい!
コンパクトシティなので、通勤も通学時間も短くてすみます。さらに、市内中心部から空港まで車で20分という近さのため、飛行機で首都圏や関西へのアクセスも良好!
③家計のやりくりが楽!
物価や家賃が安い。特に家賃に関しては全国で2位になったこともあるほど!産直市も多く、安くて新鮮な食材が気軽に手に入ります。
④子育てがしやすい!
松山市が運営する急患医療センターがあり、24時間365日対応できる小児医療体制が整備されています。18歳までの医療費が無料。市内に大学もたくさん!
⑤温泉天国!
日本最古といわれる道後温泉はもちろん、市内にはいくつも温泉があります。中には、自宅のお風呂代わりにしている市民も!
ゲストを迎えてトークショー
2020年に松山に移住をされた三輪夫妻をゲストに迎え、松山での暮らしをお聞きしました。
ご主人の三輪聡太さんは奈良県出身、奥様の梓帆里(しほり)さんは東京都の出身。
大学生時代に出会い、遠距離恋愛をしていた二人。先に就職をした梓帆里さんですが、聡太さんが就職をするタイミングで、二人で暮らす場所として松山を選んだと言います。松山を選んだきっかけは、聡太さんの双子の弟。
当時、愛媛大学に通っていた弟さんの元に遊びに行ったことをきっかけに松山に惹かれた梓帆里さんが、暮らす場所は「松山にしよう!」と提案。それまで、聡太さんが東京で就職することも検討していたそうですが、家賃や生活費などを考慮すると松山の暮らしが魅力的だと感じたとのことでした。
ゲストの三輪夫婦に質問タイム!
Q:先輩移住者の方からみた松山市って?
A:空港が近くて東京に帰る時も楽ちん
A:松山が大好きな人が多い
A:愛媛県の中でも東予・中予・南予で分かれていて、県民性が全く異なっていて面白い
Q:松山市の暮らしや仕事について
A:仕事はどこでしても変わりません。ただ、人との繋がりが仕事に繋がりやすいです
A:通勤時間が短いので、仕事から帰ってからの自分の時間がたくさんある
Q:地方は若者が減っている印象があるけど、同世代同士の繋がりはあるの?
A:移住者もいますが、愛媛生まれ愛媛育ちの若者もめちゃ多いです。若い人でワイワイしています
交流タイム
イベントの後半は、三輪夫妻と松山市職員が参加者のテーブルに飛び込み、ざっくばらんに松山や移住に関して思うこと、疑問に思っていることを話し合います。
交流タイムは、20分を3回!
各テーブルでは、参加者同士もコミュニケーションをとって盛り上がっている様子でした。
各テーブルで話し合っている内容は
・自己紹介
・イベントに参加した理由
・松山についての印象など
参加した理由としては、
「地方で子育てをしてみたい」
「松山に旅行で行った際の夕日が忘れられない」
「愛媛県出身で愛媛に戻りたい気持ちもある」
参加者が一番気になっていたことは、「移住をした後にどうやって人間関係を築いていくか」ということでした。
この質問に対して、「移住者交流会をはじめ様々なイベントに参加しました、自分でどんどん動いていけば友達はできます」、「今は東京の友達より愛媛の友だちが多いくらいです」と三輪夫妻。
また、東京生まれ東京育ちの参加者は、東京ではない第2の拠点(地方)を探しているという意見に、「分かる!!!」と奥様の梓帆里さん。
交流会では、ゲストのトークショーを深掘りした内容が各テーブルで飛び交っていました。
・実際に移住をしてみてどうだったか
・特にフリーランスで映像制作をしているご主人の聡太さんには、どのように仕事を獲得していったのか
など一歩踏み込んだ内容を質問しているようでした。
参加者の声
清水さん・かなこさん(カップルで参加)
松山には何度も遊びにいったことがあり、松山の人はあたたかく、心に余裕があるイメージがあります。移住をしたい気持ちはある一方で、現実では今の仕事が営業職でフルリモートが難しいことや、一緒に参加した彼は今の仕事が楽しいようなので遊びにいく場所としての松山が今の自分たちにはぴったりです。
今回、イベントに参加してみて、移住についてもっと現実的に考えられるようになりました。特に、普段は田舎で過ごしてたまに都会に刺激を求めにいくのか、普段は都会で暮らしてたまに癒しを求めに田舎に行くのか。自分がどちらかのタイプかを見極めることが必要だと思いました。(かなこさん)
モモカさん(単身で参加)
町田市出身ですが、愛媛県内で公務員として働きたいと考えています。先日は松山市職員のインターンシップに参加してきました。松山は、父の出身で小さな頃から何度も帰省をしています。松山の印象は、まさにコンパクトシティ。お城が美しく、文化と街が融合していて、「ここがいいな!」という感覚があります。今回、参加してみて移住に関してすごくイメージが明確化しました。
三輪夫妻の感想
真剣に松山への移住を考える参加者も多く、直接お話しできたことがとても嬉しかったです。交流の中では、仕事や暮らし、人とのつながりへの期待と不安が入り混じった声をたくさん聞き、4年前に松山へ移住した自分を重ねて胸が熱くなりました。自然と街の心地よさ、人のあたたかさがある松山での暮らしを、少しでも感じてもらえていたらうれしいです。(聡太さん)
関心の度合いもさまざまで、皆さんそれぞれに思いがあって参加して下さいました。自分自身も昔を思い出すような懐かしい気持ちにもなり、自分を振り返る良いきっかけになりました。また、松山に関心を持ってくださる方が多くいたことをとても嬉しく感じました。(梓帆里さん)
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今回の「ゆるっと、まつやま。 in Tokyo」は大盛況のうちに終了しました。
次回は、来年1月頃、大阪で開催します!
「移住者同士で交流したい」「松山のリアルを聞いてみたい」方、Uターン・Iターン検討中の方も、ぜひ気軽にご参加ください。