イベント2023.10.18~19開催「オーダーメイド型移住体感ツアー」レポート

参加者の希望や都合に合わせて、日程や訪問先などを自由に設定することができる
「オーダーメイド型移住体感ツアー」を10月18、19日の1泊2日で実施しました。
今回は、東京都にお住まいの花田さんご夫婦の1泊2日のツアーの様子をレポート!
さて、どのような2日間だったのでしょうか?

ご主人は学生時代から10回以上、奥さまも複数回松山に訪れている、根っからの松山好き!穏やかな街の雰囲気に加え、歴史、自然、食べ物などが気に入り、松山を移住先として検討されています。
ツアーの希望として、生活する地としての松山を知りたいとのことでしたので、物価や不動産情報など生活環境が分かる行程にしました。

image001花田さんご夫婦

参加者の声

Q.ツアーの感想は?
参加した目的は、”観光としての松山でなく、暮らしていくための松山”の視点で現地を見学することでした。
実際に現地をみたことで、都内との暮らしの違いや移住にむけて解決すべき課題、移住にかかる費用など、ツアーに参加する前より格段に具体的になりました。
前からネットや愛媛の移住サイト、フェアなどで情報収集はしておりましたが、見えていなかった部分、自分たちの想像とのギャップにも気付くこともできました。
ツアーに参加したことで、移住に対する不安だけではなくギャップを埋め、より確実的な定住が実現できると思います。
参加にあたり、補助金を用意していただいたことも、参加するうえでの大きな後押しになりました。

Q.松山市のどんなところに魅力を感じましたか?
自然が豊かであると同時に、生活に必要なインフラや医療・子育てサポート体制が整っている点、
穏やかな人柄の方が多く、また人が多すぎるわけでもないため首都圏に比べて「人」から感じるストレスが少ない点、
市がコンパクトでありつつ、エリアごとに雰囲気が異なっていることから、移住者の志向に併せて拠点をフレキシブルに検討できる点を魅力に感じました。

スケジュール 1日目

〇集合

image002ツアー行程を説明

〇産直市で物価体感
JR松山駅近くにある産直市からスタート!こちらの産直市は農協直営で、新鮮な野菜、果物、肉類、魚介類が安く手に入ります。地産品の物価や食の豊かさを体感しました。

image003愛媛・松山といえば、やっぱりミカン!色々な品種のミカンがズラリと並んでいました

〇市内の災害リスク確認
生活するにあたり、災害リスクについてしっかりと理解しておきたいということで、市役所防災・危機管理課へ。典型的な瀬戸内海式気候の松山は、四国山地に守られているため、台風の影響を受けにくく、大きな自然災害もあまり起きていません。ただ、近い将来、南海トラフ巨大地震の発生が懸念されているため、命を守るための情報収集は大切です。
居住検討エリアを中心に、河川の氾濫リスク、津波・土砂災害のリスクなどを説明してもらいました。ご夫婦とも東日本大震災を経験したこともあり、職員の話を熱心に聞かれ、質問されていたのが印象的でした。

image004担当職員に松山の災害リスクを説明してもらいました

image005周辺の災害リスクが確認できる防災マップ

〇堀江エリア散策、昼食
整備された砂浜が続き、夏には海水浴客でにぎわう、堀江地区をご案内。
訪れた「うみてらす」は、全国で150番目に認定された海の駅で、地元の人々に愛される憩いの場所となっています。波の音と共に、のんびりとした癒しのひと時を味わいました。
昼食は豊富なメニューで地元民に愛される人気食堂へ!松山のソウルフード「鍋焼きうどん」のほんのり優しい味に癒されていました!

image006穏やかな堀江湾

image007展望デッキから瀬戸内海が望めます

image008アルミ鍋でじっくり煮込まれた鍋焼きうどん

image009松山のソウルフードに大満足です

〇北条エリア散策
続いては、ご夫婦(特に奥さま)が自然大好きで、子どもを自然に触れさせながら育てたいと考えているため、海沿いの暮らしを満喫できる、北条エリアをご案内。
北条立岩地区にある立岩海水浴場(通称:モンチッチ海岸)は、干潮時、水面が鏡のようになることで、最近はインスタ映えスポットになっています。砂遊びはもちろん、浅瀬なので、小さなお子さんでも安全に遊ぶことができ、家族連れの海遊びには最適です。
のどかな田園風景と穏やかな瀬戸内を眺めることができ、公園なども広々としており、子どもがのびのび過ごせる環境だとおっしゃっていました。
image010

image011家族連れの海遊びに最適です

image012島の緑と海や空の青のコントラストがキレイです

スケジュール 2日目

〇就職支援機関による仕事事情の紹介
移住するにあたり、仕事については最大の懸案事項ということで「ふるさと愛媛Uターンセンター」へ!「ふるさと愛媛Uターンセンター」は‘愛媛で働きたい‘の希望をかなえるために就職者に関する相談をおこなっており、相談員が、松山の仕事事情の紹介をおこないました。実際の企業求人などを見ながら、募集要項や給与水準の目安などを知ることができ、参考になったようです。

image013UIJターンで就職先を探されている方に向けての相談窓口

image014ふるさと愛媛Uターンセンター相談員による仕事事情の紹介

〇不動産会社で住まい情報の確認
移住を進める上で、仕事やコミュニティだけではなく、住まいも重要です。松山の賃貸住宅の家賃は県庁所在地の中で2番目に安く、東京の半分以下といわれています。
地元の不動産会社を訪れ、気になる地区を中心に家賃相場や間取りなどを確認しました。引っ越しに係る初期費用や更新費用、水道光熱費事情など、気になることを質問し、イメージを膨らませていました。

image015気になる地区を中心に住まい情報を確認

〇すくすく・サポート、南部児童センター見学
松山の子育て環境を知るため、すくすく・サポート、南部児童センターへ!
すくすく・サポートは、妊娠期から子育て期の相談拠点として妊娠から出産・子育てまでを一貫して相談できるようになっており、市民はもちろん、移住された方も安心して子育てできるようになっています。
また、南部児童センターは、全国的にも珍しい午後9時まで開いている、「遊び」と「まなび」の広場です。児童はもちろん、中高生は楽器が演奏できる防音室での練習や自習室で勉強できたりもします。
花田さんご夫婦もIターン移住となり身近に頼れる人がいないため、このような支援の必要性を感じられていました。

image016妊娠期から子育て期の相談拠点、すくすくサポート

image017スタッフによるセンターの説明

〇解散

(担当者の声)
ご夫婦からは実際に暮らすという目線で見られたことで、都内との暮らしの違いや移住にむけて解決すべき課題、移住にかかる費用など、ツアー参加前より格段に具体的になったとの感想をいただきました。
今回のツアーで得た情報をもとにしっかり検討・準備していただき、ぜひ松山で暮らしていただきたいです。
現地に訪れたからこそ気づき、感じることもあるはず!
あなたも一度、松山を訪れて、その魅力を体感してみませんか?松山でお待ちしています!!