INTERVIEW百色移住インタビュー

大切な家族のそばで暮らす安心感。個性豊かな移住者が集まる三津浜でファミリーの夢を目指す

夫 圭志さん(松山市出身)/妻 裕子さん(京都府出身)

地元へついてきてくれた妻に心から感謝の毎日

大学までを松山で過ごし、地元路線をひた走っていた圭志さん。大学卒業後は、地元を一気に飛び出し、アメリカや東京、富良野、札幌で生活を送っていた。松山を離れ20年あまり、ついにふるさとに帰ってくることを決意。母親と高齢の祖母の二人暮らしを心配してのことだった。その際、ずっと交際を続けていた裕子さんにも気持ちを伝えた。

「プロポーズなんてかっこいいものじゃないんです。ただ二人で話し合いを重ねて。彼女がどこに住んでもいいと言ってくれたので、実家へのUターンを決めました」と照れくさそうに笑う圭志さん。その様子を見て妻の裕子さんは「いずれは地元に帰りたいという思いはずっと聞いていたので、なんとなく心構えはありました。実際に来てみたらまちのサイズがちょうど良くて暮らしやすいです。コンパクトシティという言葉がぴったりですね」

三津浜から松山空港まで車で約10分と近いことも魅力。裕子さんの実家・京都に帰るときは関西空港までを約40分のLCCを利用する予定だ。
「家族に何かあっても今はすぐにかけつけられます。その安心感は何ものにも変えがたいですね。それが一番です」

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松山市の三津浜地区活性化推進事業の一環である「ミツハマル」では、三津浜の空き家情報の発信や、地域資源を活用したイベント等の支援を実施。三津浜のレトロな魅力に惹かれて県内外から移り住むアーティストも増えており、古い町家をリノベーションしたレストランやショップもオープンしている

三津浜ならではの良さを実感、夢は劇団の発足

ご当地グルメとして人気の〝三津浜焼き”も夫婦でよく食べ歩く。移住3カ月で、数ある専門店の中から早くもお気に入りがみつかった。一番の違いはソースだとか。全店制覇したいところだが、ついつい同じお店で食べてしまう。また、地元に貢献するべく、物を買う時はなるべく三津浜で買うようにも心がけている。

「生活の足に欠かせない自転車も、地元の小さな商店で買いました。購入後のメンテナンスも気軽に任せられて安心です」

三津浜ならではの新鮮な魚介類の目利きは、圭志さんのお母さん・典子さんの担当だ。行きつけの小さなお魚屋さんでは、時にはうれしいサービスやちょっとした会話などの交流も楽しい。

「三津浜はとにかく夕日がきれいです。港の方はもちろん、石畳の敷かれた路地裏から見る夕日もとても美しくて、『三丁目の夕日』のような映画の世界に浸ることができます」

休日はのんびりとDVDを観て過ごすこともあるという二人。実は、移住前までずっと続けてきた演劇を通して知り合った。移住間もない現在は仕事と生活に慣れることが最優先だが、三津浜はアーティストの移住者も多い土地柄。「松山発の劇団を作り、発信していくこと」を一緒に夢見て、一歩ずつ歩みを進めている。

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三津浜のソウルフード“三津浜焼き”の食べ比べも 夫婦の楽しみの一つ

松山暮らしの本音を教えて

Q 移住者へのアドバイスは?

移住を決意するのは少しハードルが高いかもしれませんが、結婚と同じである程度は勢いも必要です。移住後の生活をイメージしつつ、思い切って生活を始めてみては?

Q びっくりしたことは?

札幌からの移住だったので、9月でも半袖だったことと日差しの強さにびっくり。太陽が近くに感じられました。もう雪かきをしなくていいと思うとラクですね。

Q お気に入りの場所は?

三津浜図書館です。市内に4つある市立図書館のうち、1つが三津浜にあるのはうれしいです。家族全員気に入っていて散歩コースになっているため、週に何度も足を運びます。

 

杉野さん夫妻

夫 圭志さん(松山市出身)43歳、妻 裕子さん(京都府出身)39歳、平成27年に北海道札幌市から夫の実家に移り住み、母 典子さん(72歳)、祖母 美代子さん(96歳)と生活している。

移住時の年代
40代
家族構成
夫婦
移住スタイル
夫・嫁・孫ターン
移住時の年代
40代
家族構成
夫婦
移住スタイル
夫・嫁・孫ターン