移住者インタビュー
INTERVIEW百色移住インタビュー
生まれ育った松山に帰り、大好きな家族と大好きな仕事に囲まれた充実生活
進学で上京した時から、帰ってくると決めてました
現在2人の子育ての傍ら、イラストレーターとして活躍しているしらかたさん。松山で生まれ、一旦東京の美大に進学をしたが、2005年にUターンで帰ってきた。
「東京に行く時も、絶対松山に帰ってこようと決めていました」。松山のコンパクトな便利さや暮らしやすさはそれまでに知っていたし、子育てをするなら松山が良いと漠然と思っていたそう。
画材など専門的な道具が手に入りにくいという不便さは多少あるものの、打ち合わせは電話やメールでもできるし、創作活動にも全く支障はないそうだ。
逆に「地元を掘り下げるということが仕事になったりもするんです。それで知り合った人や知り合ったお店があって、実生活にも役立っているんです」とのこと。
趣味で食堂を巡っていたらそれが地元出版社の目に止まり、連載に発展したことも。
食べ物などリアルなタッチがしらかたさんの作品の特徴のひとつ。
カレンダーのイラストを描くために伊方町まで取材に行って、現地の人を描きこんだところ、「これはワシじゃが!」と喜んでもらえたことも嬉しかったそう。地方だからこそ嬉しさを実感できた仕事のひとつだ。
保育園の連絡帳などにも「気づいたら絵を描いてしまっている(笑)」というしらかたさん。言葉よりも絵のほうが伝わることもあるのだそう。
目的もなく散歩をするのも好き
道後で生まれ道後で育ったしらかたさん。現在も道後エリアに住んでおり、空いた時間にはふらりと散歩をすることも。最近できたお店に立ち寄ってみたり、家族でお出かけした時は道後公園や、東雲公園などに行くそう。
「近くにお金を使わなくても遊べる場所がたくさんある」がモットー。一本路地を入ればその地に根付いたお店があちらこちらにある。それは不思議だったり違和感を感じるモノだったりもするそうだが、それも含めて面白がっている。
またしらかたさんが大好きな景色のひとつに、夜のロープウェー街がある。近年改めて整備され、均等に並んだ街灯が路地を照らしている様子だ。気候の良い時期は自転車のチャイルドシートに子供を乗せ、少しだけ夜のボタリングに出かけることもあるそうだ。
それぞれの視点で松山の街を見てみれば、それぞれの魅力がいくつでも発見できる。そう教えてくれた。
松山暮らしの本音を教えて
Q 移住者へのアドバイスは?
松山で生まれた女性は、松山に帰ってきたくなる。実際、
Q 松山に帰ってきて驚いたこと
自己アピールがあまり上手ではない街だと思います(笑)。魅力は本当にありとあらゆるところにある。私ももっともっと発信していきたいなと思います。
Q お気に入りの場所は?
夜のロープウェー街、道後公園、道後温泉本館、市内電車通り
しらかたみおさん
松山市生まれ。美術大学卒業後、数年間教務補助などを勤めたのち帰郷。松山でご主人と結婚、2人の子供も生まれ4人暮らし。
- 移住時の年代
- 30代
- 家族構成
- 夫婦と子供
- 移住スタイル
- Uターン
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