INTERVIEW百色移住インタビュー

世界中を見てきたからこそ、これからの松山に大いなる期待を

三好剛獅さん

外部の視点から松山の魅力を再確認

2016年の春にUターンで松山に戻ってきた三好さん。
高校卒業後、広島の専門学校を経たのち、米国のウィスコンシン州立大マディソン校にて経済とマーケティングを学び、東京のIT企業で16年ほど働いたそう。長く松山を離れてはいたが、親戚の稲刈りを手伝う時期には帰って来るなど、ことあるごとには松山に足を運び、その時の松山の状況を見てきた。

「長く離れていたからこそ、地元の人とは違った視点で松山を見れることがメリットじゃないかなと思うんです」という三好さん。IT企業に勤めながら貿易の仕事もしていたこともあり、常に視点はグローバル。昨今のインバウンドの需要の高まりから、改めて観光資源としての松山の価値を実感することが多くなってきた。さらには、いずれ独立をと考えていたこともあり、拠点が東京であるメリットとデメリットを考えた時に、今がその時だと松山に帰ることを決意した。miyoshi_4

趣味であり仕事でもあるダンスで公私ともに充実の毎日

三好さんの毎日を充実させている、もうひとつの理由はサルサダンス。
アメリカ在住時代に友人に誘われて行ったパーティをきっかけに、日本に帰ってきてからのめり込むことに。今は市内のバーで教えたり、国際大会でパフォーマンスをしたりと松山にとどまらず日本のサルサ界を担うダンサーの一人なのだ。

ダンスではロス・アンジェルスやソウル、中国の万里の長城でもパフォーマンス。趣味の旅行でも世界各国を飛び回ってきた三好さんはとにかく人と接するのが好き。今は道後にある富裕層向けゲストハウスの管理運営を任されており、松山に来た訪日観光客のおもてなしサポートも行っている。

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ダンス後にはみんなで乾杯!

「必ず訪日観光客には、来た理由を聞いてみるんです。先日のイギリス人は興居島に来たかったんだそうです。よく興居島のことを知ったなと驚いたのですが、外国人にとってはリゾート地としても魅力的な場所。今はインターネットやSNSで細かな情報も得られる時代ですから道後温泉という有名観光地以外にも、松山の魅力はそこかしこにあるんです」と教えてくれた。
当たり前の中に転がっている特別。長く住んでいる人では気付かない松山の魅力をいろいろな視点から三好さんが掘り出し、外に向けて発信していってくれることだろう。

松山暮らしの本音を教えて

Q 移住者へのアドバイス

とにかく一度足を運んで見てください。肌で感じる直感はとても大事だと思います。あと来松した友人のほとんどが言いますが、松山の女性は本当にキレイ(笑)。独身男性諸君には特におすすめしたいです。

Qびっくりしたこと

意外だったのは、子供のヒステリーがほとんどないこと。東京だと公共の場所やマンションの近隣でヒステリックに泣き叫ぶ小さな子供をよく見かけましたが、それがありません。子供にとっても、心穏やかに毎日を過ごせる場所なんだなと、子育て環境にも良いことを実感しています。

Qお気に入りの場所

お酒が大好きなので、いわゆる老舗といわれる地元感あふれる居酒屋を発掘していくことです。

三好剛獅さん

松山市出身。2016年4月に開業のため両親の住む松山に帰郷。

移住時の年代
40代
家族構成
単身
移住スタイル
Uターン
移住時の年代
40代
家族構成
単身
移住スタイル
Uターン